「アカコッコ−三宅・多摩だより−」について
  情報紙「アカコッコ」の主たる目的は、三宅島の避難者にとって必要な情報がインターネット上に大量に流通しているのに、それが、多摩ニュータウン地区に避難されているインターネットを使えない大多数の三宅島の人たちのところまで届いていないという情報過疎状態をなくすことです。

 「アカコッコ」の名称は、三宅島の人たちにとって馴染み深い(伊豆諸島と鹿児島県のトカラ列島でしか繁殖していない)ツグミの仲間の鳥の名前に由来しています(三宅島自然ふれあいセンターアカコッコ館http://www1.tokyoinfo.or.jp/~akakokko/bird.htm#1)。

 編集方針は、次の2点です。

1.多摩ニュータウン地区に避難されている三宅島の方たちの生活に役立つ情報を提供する。
 
 そのための掲載方法として、<お知らせ>、<ご報告>、<催し物の御案内>、<Q&A>、<特集>などのコーナーに、多摩ニュータウン地区の支援者の方たちに執筆いただいた記事や編集スタッフが情報収集し作成した記事を掲載しています。

2.三宅島の方たちの間のつながりづくりに役立つための情報流通を行う。
 
 そのための掲載方法としては<三宅島住民の声>などのコーナーに、三宅島の方たちから投稿いただいた記事を掲載しています。

 なお、第3号から隔週での発行となっています。また、三宅島の方に各号の編集内容などについて話し合って決める編集会議に参加いただいており、三宅島の方たちがどのような情報を必要とされているのかを確かめながら編集をしています。

 そして、編集会議での決定に基づいて、都立大学や大妻女子大学の院生・学生ボランティアが編集スタッフとしてインターネットや電話で情報収集や取材を行い記事を作成しています。さらに、それらの記事を掲載記事リストにしたがってパソコンのワープロソフトMS-Wordを使って紙面を作成しています。

 「アカコッコ」は、隔週の日曜日に「むすぶ会」のメンバーによって戸別配布と郵送を通じて、多摩ニュータウン地区(八王子市、多摩市、稲城市、町田市、日野市)で避難生活を送られている三宅島の人たちに届けられています。

 また、作成された各号の紙面は、MS-WordやPDF、html各形式のファイルでホームページ上に掲載されており(本ホームページおよびhttp://www.miyakejima.net/tama-tayori/)、どこにいても誰でも、ホームページから紙面のファイルをダウンロードし、プリントアウトとして利用することができるようになっています。

 実際に「アカコッコ」は、創刊以来、多摩ニュータウン地区以外の地域でも三宅島の人たちの重要な情報源として活用されているようです。

 大妻女子大学人間関係学部 干川 剛史(2000/11/19)
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